車のボディへの花粉付着

も、も、ももも、もう、こんな時期になりましたよ。

つい数日前まで、大雪☃だ雪崩だ吹雪だと大騒ぎしていたはずなのに。

本日、福島県中通りの予想最高気温は18度🌞でございます。

来週は、雪❄の予報が出ております。洋服の模様替えにはまだ躊躇します。👘

そして、人だけでなく、自動車にも色々影響を及ぼす花粉。困ってしまいます。 

 

【なぜ花粉はあんなにしつこく付着するのか】
車に花粉が付着するのは花粉内部に含まれるペクチン(タンパク質)
水に溶けだし粘着が増し張り付きやすくなります。
そのためボディに付着した花粉は落ちづらく、シミのようになるのです。

【花粉汚れを除去するコツ】

【①こまめな洗車】
べったりと付着してしまう前にこまめに洗車することが重要です。
しつこい汚れになるので、しっかり水で濡らすなどして傷がつかないように気をつけましょう。
さらに普段よりカーシャンプーを濃くしてあげると落ちやすくなります。
その分、流水でしっかりすすぎましょう。

【②熱を与える】
ペクチンは熱に弱く、継続的な熱を与えると分解される性質があります。
・お湯を流す(60~70℃)
 シミが気になるところに掃除用のマイクロファイバークロスをおきます。
 その上からお湯をかけることで塗装面が温まり花粉が浮き上がり除去できます。
・熱風をあてる
 これは熱を与えることができますが、塗装面を傷める可能性が高いのでお勧めしません。
・夏場まで待つ
 花粉シーズンは洗車をしても花粉シミが残ってしまい気になると思いますが、夏場になるとシミが薄くなっ    
 たり消えていたりしていませんか?
 夏場の炎天下ではボディーが70℃以上にもなるので、ペクチンを分解する条件が整います。
 ですので、夏に近づくにつれ薄くなっていつのまにか消えていたりします。

【➂未然に防ぐには??】
正直、完全に防ぐ手段は付着する度に洗車するか、シーズン中はずっとガレージにしまい込んでおくしかありませんが、あまり現実的ではありません。
少しでも塗装面への直接の付着や、ダメージを防ぐにはやはりコーティングを施工することがお勧めです。
車体塗装面の上に膜を形成することで、塗装面への直接のダメージを軽減し、また洗車もしやすくなります。
完全に防ぐものではありませんが、施工するのとしないのではやはり違いがありますし、それは対花粉だけではなく、その他の外的要因にも効果的です。